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●調査日 天候 曇り
●時間 10時〜15時
●人員 岡本洋典(エコモニター)、小林泰久(ゲートパーク管理人)
※この融雪調査は、雨竜町より委嘱されている「雨竜沼湿原エコモニター」事業の一環として、毎年山開き前に、融雪状況を報告する為に実施しています。一般の方は山開きまで立ち入れませんのでご注意願います。。
概況
湿原全体の90%以上が早くも消雪しており、ちょうど10年前の1998年と同様な融雪ペースと言える。しかし、5月に入ってから気温が平年並みに推移しているため、植物の成長はそれほどハイペースとなっていない。
開花状況
登山道ではカタクリ、エゾエンゴサク、シラネアオイ、ミヤマスミレなどが開花中であり、サンカヨウやツバメオモトが開花し始めている。入山開始時期にはさらに植物の開花種数は増えていると思われる。
観察できる動物・野鳥
湿原内の消雪が早く進んでいるため、例年観察する野鳥類の多くを観察する事ができた。特に湿原内で繁殖するマガモの番い数やノビタキ、オオジシギの観察数がこの時期にしては多く感じられた。エゾアカガエルは既に湿原内で産卵行動を行っており、池塘内から鳴き声が聞こえる。登山道では、キビタキ、アオジ、エゾムシクイ、コマドリ、ウグイスなどの美しいさえずりが聞かれる。
エゾヒグマ出没について
エゾヒグマの出没は一昨年の8月以来3年続きで湿原内で見られるようになっている。ただし、今年は雪解け時期から登山道に出没しているため、登山者はくれぐれもエゾヒグマに出会わないため正しい対応を期待したい。
例えば、鳴り物を携行し、見通しの利かない場所や川沿いで気配が途絶えるような場所では必ず音や声を出してヒグマに自分の存在を知らせる事等は必要最低限の回避法である。朝夕の単独入山を控える事やゴミや残飯は必ず持ち帰る事。人の食べ物の味をヒグマに覚えさせる事は殺人に等しい行為である事。運悪く出会ってしまった場合は決して背を向けて逃げ出しては行けないことなど。北海道の山へ入る者として、エゾヒグマについての必要な理解と対処法を学習する事をまず実践していただきたい。
(報告/雨竜町エコモニター 岡本洋典)
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