03年7月22日


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03年8月4日

雨竜沼湿原エコモニター

湿原展望台から見る湿原全体の様子(7/22)

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調査日 2003年7月22日 天候 霧・晴れ  調査場所 ゲートパーク〜雨竜沼湿原一帯

概況

 オホーツク海に張り出した冷たい高気圧の影響で、気温はそれ程高くはありませんが降雨が少ない天候が続きました。登山道は乾燥し歩き易くなっています。登山口から南暑寒岳までの登山道で通過に危険な箇所はありませんが、天候の変化に備えた登山装備の携行をお勧めします。登山道に登山者の置き忘れた手拭いやハンカチを良く見かけます。自分の持ち物はゴミも含めて必ず全て持ち帰るようにしてください。
 湿原ではエゾカンゾウが見頃を過ぎつつありますが、ワタスゲの白い綿毛やヒオウギアヤメがあちこちで群落を形成しています。青く美しいエゾイトトンボや目が緑に輝くコエゾトンボの姿を池塘で見かけます。

(雨竜町エコモニター、岡本洋典)

トピックス

湿原に至る山道では人間の背丈を遥かに越すオニシモツケやチシマアザミなどの高茎植物が開花中です。巨大なげんこつのようなエゾニューの蕾みが目につきます。

湿原ではヒオウギアヤメが湿原内のあちこちで群落を形成しており、早くもタチギボウシが開花し始めています。池塘内ではオゼコウホネやエゾベニヒツジグサが美しく開花しています。

●湿原ではコエゾトンボやエゾイトトンボが見られ、早くもオオルリボシヤンマの姿を観察しました。

●動植物の採集・捕獲は一切禁じられていますので、山菜採りや昆虫採集などは行わないでください。

、以下に、ゲートパークから雨竜沼湿原一帯で観察できる動植物について報告します。

1,ゲートパーク〜湿原入口

開 花 植 物

アマニュウ マシケレイジンソウ チシマアザミ オオカサモチ シロバナニガナ ハナニガナ オオバミゾホオズキ エゾアジサイ クルマバソウ コガネギク ヨツバヒヨドリ ヤマブキショウマ オオバタチツボスミレ ヒオウギアヤメ トリアシショウマ シナノキンバイソウ ツルアジサイ エゾボウフウ ハイオトギリ ハクサンボウフウ ギョウジャニンニク エゾノサワアザミ ヤマハハコ ミヤマトウバナ オニシモツケ,他

野鳥(観察・聞きなし)

アオジ ミソサザイ シジュウカラ ウグイス コマドリ カワガラス センダイムシクイ モズ ノゴマ,他

昆虫・その他の動物

コヒョウモン ヤマキマダラヒカゲ ルリシジミ コヒオドシ クジャクチョウ,他



チシキアザミ(キク科)

草丈3mにも成長する北海道を代表するアザミ。下向きに赤紫の花を茎の先端に付ける。葉にはトゲがあり形が様々であるのが特徴。

 

コヒオドシ (タテハチョウ科)

本州では高山帯で見られるが、北海道では低山にも暮らす。黒と赤の模様が良く目立ちイラクサ類を食草とする。

 

2,雨竜沼湿原一帯
開 花 植 物

イワイチョウ オゼコウホネ コガネギク オオバタチツボスミレ チシマフウロ エゾベニヒツジグサ ネムロコウホネ タチギボウシ ヤチスゲ ミタケスゲ ワタスゲ シナノキンバイソウ ミヤマキンポウゲ カラマツソウ ハイオトギリ ハクサンボウフウ カキツバタ コバイケイソウ クロバナハンショウヅル ヒオウギアヤメ ツマトリソウ エゾカンゾウ エゾクガイソウ エゾノサワアザミ ホソバノキソチドリ ナガボノシロワレモコウ,他

野鳥(観察・聞きなし)

アオジ トビ ウグイス ノゴマ マガモ ヒバリ オオジシギ アマツバメ ハシブトガラス,他

昆虫・その他の動物

カオジロトンボ エゾイトトンボ コエゾトンボ アキアカネ オオルリボシヤンマ プライヤシリアゲムシ イブキヒメギス エゾサンショウウオ エゾアカガエル,他

 

ヒオウギアヤメ (アヤメ科)

エゾカンゾウと同時期に夏の湿原で群落を形成する。近似種のカキツバタは花弁の内側に白い筋模様があり水際に咲くのに対し、カキツバタは花弁に黄色と青紫の虎斑模様があり木道沿いや草地でも花を咲かせる。

   



ヒバリ(ヒバリ科)

夏鳥で、まだ残雪の多い5月頃から雨竜沼湿原に渡って来て湿原内で繁殖している。繁殖期には雄がピーチュルピーチュルと空中高く飛びながら特徴的なさえずりを行う。



エゾイトトンボ (イトトンボ科)

雄は美しいブルーで東シベリアまで分布する北方系のイトトンボ。雨竜沼湿原でも多数棲息しており、池塘内のヒツジグサの葉に止まる様子や、木道でも翅を休める姿が観察できる。


お問合せ先・・ 雨竜町観光協会 0125-77-2155
    info@uryunuma.info

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